2

China Grandの職場ではいつもJ-WAVE BrandnewJを聞きながら作業しています。
ナビゲーターが饒舌なトークで甘美な音楽の世界を導いてくれます。

その中のCMの一つに「人はなんで泣きながら生まれるのか?」
というキャッチコピーがあります。
確かに赤ちゃんが生まれる時は皆泣いていますよね。
「喜怒哀楽、人生之常」の諺のように、
人はこの喜怒哀楽の繰り返しで感情が豊かになり、
人生がより充実になるのでしょう。

しかし、最近はこの喜怒哀楽の感情が「怒」に突出している気がします。しかも、堂々と議論してオープンな形で怒るのではなく、内向的に怒りを溜め込んで、一気に爆発するケースが多いのではないでしょうか。

人は日常生活において喜怒哀楽の感情をバランスよく取っていくことが大事な気がします。
そんなことを思いながら、
「人はなんで泣きながら生まれるのか?」
喜ぶ泣き、怒る泣き、悲しい泣き、それとも楽しい泣き、
改めて考えてみたいと思いますね。

さて、あなたはどう思いますか。


コメント・ご意見はこちらまで。
繊細で瑣末な味わい方
東海林さだおは「偉いぞ!立ち食いそば」の著書で、
かけそばは繊細で瑣末な味わい方をするべきだと説いた。

かけそばの特徴は具がないことにある。
そして何気なく添えてあるネギが自然に目立ってくる。
添えてあるというよりも具という考え方もあるのだ。
シャリ、シャリの食感がかけそばを引き立つので、
ネギが厚いか薄いか、多いか少ないかが味わいの秀逸が決まるのだ。

なるほど、何ともない一杯のかけそばに隠れている、
日常生活の文化が実に深いものですね。
シンプルだからこそ難しいのかもしれません。

仕事や生活は普通にこなしていくのは一番大変かもしれません。
普通とは基本そのものだと思います。
基本を誠実に積み重ねることは何より大事と考えています。

瑣末(さまつ)=全く重要でない、小さなこと、些細。
日常生活はこの繊細で瑣末な味わい方をするべきかもしれません。

コメント・ご意見はこちらまで。